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KAKA
1995年生まれ
女子美術大学大学院美術研究科立体芸術専攻終了
木彫アーティスト
木という材質が持つ温かみを、子供が持つ純粋で無垢な精神や生命力に置き換え、木彫作品を制作している。木の材質感をあえて用いた表現から、まるで生きているかのような伸び伸びとした動きの表現まで、豊かな色合いで表されたユニークな作風が特徴的である。
作品には一木造りを用いています。一木造りとは奈良時代後期から平安時代前期においての日本の仏像制作の技法です。その特徵はまず最初に樹皮を剥いだ後、荒取りし、原木の芯材の湿度が高い部分を作品の乾燥に伴う割れの発生を避けるために時間をかけて取り除くのです。
一本の木から丁寧に像を彫り出すという元来,神木信仰と結びついていた技法から、この作品における「子供のもつ生命力の表現」との親和性を感じさせます。
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